もぎ投票ってなんだろう


「多摩市長選挙ユースもぎ投票2002」ご協力と参加のお願い
 
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

私たちは、今年4月21日に行なわれます、多摩市長選挙(市議会議員補選と同日)において、有権者ではない19歳以下の多摩市民を対象とした、「19歳以下が有権者! 多摩市長選挙ユースもぎ投票2002」を行なうために10代、20代を中心に結成されたNPO/市民グループです。

少子高齢化や高度情報化の急速な進展など、子ども・若者たちを取り巻く環境が大きく変化するなかで、彼らの意思を反映できるように、社会・政治への参画に向け、活動の場や機会を積極的に整えていくことは大切なことです。多摩市では、市制施行30周年記念事業の一環として、昨年の8月23日に市内在住の中学校2年生15人が「子ども議員」となり、市議会一般質問の形式で多摩市に対する様々な質問を行なう「子ども市議会」を開催しました。    
しかし、一方で行政側による取組みだけでは、子ども・若者たちの社会・政治への主体的な参加やその意思を反映できるとは限りません。
そこで私たちは、
1:子ども・若者世代が地域の課題や社会的な問題について考え、深め、参加(いわば"政治参加")する機会をつくる。
2:行政の長になるための多摩市長選挙立候補予定者に、子ども・若者世代の声を届ける。
3:子ども・若者の社会参加・政治参加の機運を高め、併せて有権者の選挙への参加を促す。
4:"政治"は身近で、面白いものだということを子ども期から体感する。
といったことを目的にして、未来の有権者であり、これからの社会の担い手である子ども・若者世代を対象とした「もぎ投票」(実際の立候補予定者に対して投票する「模擬投票」)などを実施しようと準備をすすめています。

趣旨を理解していただいたうえで、私達の企画への参加や参加の呼びかけなどを通じて、ユースもぎ投票への協力・賛同をお願い申し上げます。


多摩ユースもぎ投票実行委員会 代表 大友 新

模擬投票とは?


国会議員や都知事、都議会議員、市議会議員などは、
みんなの投票によって選ばれています。
当然のことながら、投票できるのは、20歳以上の、おとなだけです。
今回の町田市長選挙は、20歳以上の多摩市民しか投票できません。

しかし、多摩で生活し多摩に住んでいる人は、
19歳以下の子ども・若者だって多摩市民であることには変わりありません。
しかも、これからの多摩市を支えていく中心になるのは、20歳未満。
だからこそ、"身近なところにある政治"に参加して、
もっともっと政治を面白く身近に感じて欲しい。

もちろん、もぎ投票だからといって、
子ども用の人を選ぶわけではありません。
本当の市長選挙に立候補している人を、
19歳以下の子ども・若者が選び、投票するのです。


「僕たちも、投票してみたい!」

「わたしだったらこの人に市長になって欲しい!」

そんなみんなのためのもぎ投票なのです。

誰に投票したらいいのか、どんな人が立候補を予定しているのか。
このホームページの中にも情報はあります。
ホームページをもっている立候補予定者もいます。
色々な情報を集め、
友だちや保護者、兄弟姉妹などと話し合ってみて下さい。

「ちょっとやってみようかな?」

そんな軽い気持ちでも、いいんです。
やってみたら、きっとおもしろくなるはず。


さあ、あなたも、自分で市長を選んでみませんか?

※"もぎ投票"は、本当の多摩市長選挙とは関係なく、
19歳以下の多摩市民のみを対象としたものです。
また、もぎ投票の結果は、
本当の選挙の結果が選挙管理委員会から正式に発表されてから公表します。
詳細はお問合せください。


目的
1:未来の有権者である多摩の未成年者が、
  地域の課題や社会的な問題について考え、
  深め、参加していく(いわば政治参加する)機会・きっかけをつくる

 2:多摩市長選挙立候補予定者に、未来を担う子ども・若者の声を届ける

 3:もぎ投票を通じて子ども・若者の社会参加・政治参加の機運を高め、
  有権者(特に20代)の選挙への参加を促す

 4:“政治”は身近で、面白いものだということを体感し、あわせて社会全体における
  政治・行政への参画意識を高める




社会的意義
 
1:未来の有権者である子ども・若者の声を市政に届けるきっかけをつくる

 2:未来の有権者である子ども・若者の存在をアピールすることで、
  市政に携わるものにそうした存在を認識させ、市政運営に反映させる
 
 3:市長候補者に子ども・若者の存在を認識させ、
  分かりやすい政策を伝えさせることで、
  有権者にとっても分かりやすい政策にする
 
 4:有権者でない子ども・若者であっても未来の有権者であり、
  さらに一人の市民であることを社会に認識させる
 
 5:もぎ投票を通じて政治を身近なものに感じられるようにし、
  兄弟姉妹や保護者との対話による投票率の向上と、
  将来的な20代世代の投票率アップにつながる


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