公開討論会について


 主旨/目的/概要/

1趣旨

今日私たちを取り巻く環境は、ますます混迷の度を深めており、21世紀を迎えた現在も今後の方向性が示されておりません。そして、戦後最悪といわれる不況とそれに伴う国家財政の悪化、高齢化社会への対応、環境保全対策の必要性、国際問題など多くの問題を抱え、国、地方の両者に、それらに対する柔軟な対応と独創的な政策が求められております。
また、多摩市を始めとする地方政府においても問題は山積しており、地方分権の潮流を受け、自立した自治体運営を目指しながら、地域住民の生活に根ざした政策を実現することが重要な課題であるといえます。特に、ゴミ問題、介護保険、小中学校における総合教育、ゴミ処理といった問題は、市が解決・決定の主体となる問題であり、
市民も参加した真剣な議論が望まれています。
 しかしながら、こうした問題に直面しているはずの国民・市民が、政治不信などの理由により、政治そのものに対する関心を失いつつあります。重要な政治参加の機会である選挙についてみれば、各回ごとに投票率が低下するという憂慮すべき事態となっております。そして、このような事態の原因を考えると、政治の在り方を最終的に決定するのは国民であるということ、すなわち「国民主権」の重要性を、国民・市民たる有権者が自覚していないという一点に行き着かざるを得ません。

 私たち「多摩市長選挙公開討論会実行委員会」は、こうした観点から、多摩市長選挙の立候補予定者と有権者が相互の理解を深めるため「2002年度多摩市長選挙立候補予定者公開討論会」を企画しました。もちろん、特定の立候補予定者・会派のための討論会ではなく、多くの立候補予定者と市民が参加する公平な討論会です。
 多摩市はもとより、一般に日本では選挙前後を問わず候補者や政治家同士の政策論争がほとんど行われていませんが、これは「政治不信」の一因でもあります。そこで、市民・有権者が立候補予定者の政治理念を理解するとともに、市民が自ら政治に参加していくための「初めの一歩」として、公開討論会を通じて政治家を選ぶという仕組みを根付かせたいと考えています。


 
公開討論会の主な意義は次のようなものです。

@ 立候補予定者が有権者に政策や理念を訴え、有権者の理解・共感を得る機会となます。
A 有権者が立候補予定者の政策や人柄、あるいは会派の基本方針等を見きわめる会となります。
B政治の現状や問題点が鮮明になります。

 私たちは、選挙・投票の重要性を再認識することを糸口として、市民の政治への参加を実現し、よりよい社会を創っていきたいと考えています。この公開討論会が、そのための一助となるように、そして、多くの方々が賛同・参加して共に歩んでくださることを念願しております。

  2002年3月8日

                   多摩市長選挙公開討論会実行委員会
                           代表   林  孝 一


★ 「多摩市長選挙公開討論会実行委員会」は、多摩地区の10代、20代を中心とするグループです。この公開討論会の実施に当たっては、公平性・中立性を厳守します。(この公開討論会は、特定の会派や人物の応援を目的とするものではありません。
 
2目的
多摩市長選挙の立候補予定者と市民・有権者を集めた公開討論会を通じて、政治家と市民の相互理解を深めると共に、政治意識を高める。

3概要

名称 見極める!多摩市長選挙公開討論会

日時 2002年4月10日(予定)  
 開場時間 18:30   開演時間 18:45   閉会 21:45

会場 パルテノン多摩 小ホール 304名室

内容 立候補予定者の自己紹介と政見発表、コーディネーターや観客からの質問と、それに対する回答など。

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