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掲載記事(この企画が掲載された新聞記事等を紹介します)

『出直し多摩市長選 学生ら公開討論を企画』(読売新聞 2002/03/17)
 多摩市のごみ収集委託を巡る汚職事件を受けた出直し市長選(来月十四日告示、同二十一日投開票)を前に、地元の学生らが来月十日、立候補予定者の公開討論会を企画した。候補者選びが難航して、まだ名乗りをあげた人はいないが、若者たちは「政治をより身近なものに」と動き出した。

 討論会を主催するのは、都立大、中央大の学生や地元高校生ら約二十人で作る「ネクストTAMAプロジェクト」。昨年の都議選南多摩選挙区(多摩、稲城市)や八王子市選挙区での討論会開催にかかわった若者も多い。

 今回は「見極める!多摩市長選挙公開討論会2002」と題し、同市落合のパルテノン多摩小ホールを会場に、午後六時四十五分から三時間を予定。学生がコーディネーターになって、立候補予定者に自己紹介と政見発表をしてもらい、来場者からの質問も受ける。

 また、討論会とは別に、子どもや若者たちによる各立候補予定者の事務所訪問も検討。十九歳以下を対象にした「模擬投票」も企画する予定でいる。

 討論会実行委代表で都立大二年、林孝一さん(20)は「若くて期待されていた前市長の逮捕は残念。投票率が下がることのないよう、市民の関心を高めることに役立てれば」と話している。問い合わせは林さん(рO90・6134・4532)へ。

町田市長選模擬投票 落選者が“当選” 大学生らのグループ発表(東京新聞 2002/03/17)
 先月二十四日に投開票された町田市長選を機に、未成年者を対象に実施した模擬投票の結果を地元の若者グループが発表した。実際の選挙とは全く違う結果になり、主催者は「四月に行われる多摩市長選でも、模擬投票と公開討論会を実施したい」と意気込んでいる。

 模擬投票は、民間非営利団体(NPO)職員の林大介さん(26)ら、高校生や大学生が中心となって企画した。選挙事務所を訪ねて直接候補者にインタビューしたり、公開質問状を送るなどして独自に候補者を分析。小学校に協力を求めて一つのクラス全体に参加してもらったほか、ファクスやインターネット、町田駅近くに設置した臨時投票所などで、三歳から十九歳まで九十一人の未成年者が投票した。

 結果は、実際の選挙では三位だった三溝裕子氏が三十二票で“当選”し、寺田和雄市長は二十票で“次点”、以下吉田稔氏、井上勉氏、戸塚雅夫氏の順だった。

 投票した人からは「本当に未成年が投票できるようになればいいと思った」「(選挙について)真剣に考えられる場があると勉強になる」といった意見が寄せられたという。

 林さんは「自分にとって身近な問題を公約として掲げていた人に投票したようだ。
選挙は地域の課題を考えるいいきっかけになる。選挙を大人だけのものにしないで、みんなの課題としてとらえていきたい」と話していた。

地元大学生ら公開討論会を開催来月10日 告示日後に模擬投票も東京新聞03/28

 前市長の逮捕、辞職に伴う多摩市の出直し市長選で、大学生や高校生らでつくるグループが、立候補予定者による公開討論会と、未成年者を対象とした模擬投票を計画している。メンバーは「若者だって政治に関心はある。たくさんの人に参加してほしい」と張り切っている。

 計画しているのは、地元の大学生ら約二十人で組織する「ネクストTAMAプロジェクト」のメンバー。

 討論会と模擬投票の二つの実行委員会を設立し、準備を進めている。

 公開討論会は来月十日午後六時四十五分から、同市落合のパルテノン多摩小ホールで開かれる。司会役の大学生が各立候補予定者に(1)前市長の汚職事件についてどう思うか(2)多摩市をどうしていきたいか−などといった質問を投げかけるほか、観客からの質問も受け付ける予定という。

 討論会実行委員会代表の都立大二年林孝一さん(20)は「いままでの選挙では、候補者を選ぶ基準が分からなかった。一堂に演説を聞ける機会をつくって、人物本位に選べる場を提供したい」と話す。

 一方、模擬投票は市長選告示日の十四日以降、ファクスや郵送、電子メールで受け付ける。実際の投票日の二十一日にも、市内五カ所に臨時投票所を設置して投票を呼び掛ける予定だ。

 また、選挙事務所を訪問して政策を聞いたり、質問状を送るなどして独自に候補者を分析。結果は同プロジェクトのホームページで公開するという。

 模擬投票実行委員会代表の中央大四年大友新さん(23)は「十代の若者は政治に関心がないと思われているが、意見や意思を伝える場がなかっただけ。そういう場があれば声を出すはず。市民だけでなく、多摩市で働いている人や遊びに来る人にも投票してほしい」と訴えている。

 問い合わせは、林さん=電090(6134)4532=か、大友さん=電042(389)4597=へ。同プロジェクトのホームページアドレスは、http://tama2002.fc2web.com/

大学生ら公開討論会主催 再生へ多摩市長選朝日新聞 04/01 

 汚職事件で逮捕、起訴された前市長の辞職に伴う出直し多摩市長選で、大学生たちが10日午後6時半からパルテノン多摩(多摩市落合2丁目)で立候補を予定している人たちの公開討論会を開く。立候補を表明しているのはいまのところ2人だけ。今後、立候補表明があり次第、出席交渉するという。

 企画したのは、市内の大学生や高校生ら約20人でつくる「ネクストTAMAプロジェクト」。昨年の都議選で公開討論会を実施したメンバーが中心となって進めている。

 討論会では、立候補予定者に自己紹介や政策をまず述べてもらう。その後、司会や観客が市政全般や事件に対する考えを聞くことにしている。
 討論会責任者の都立大生、林孝一さん(20)は「若者ならではの視点で、立候補予定者の政策や人柄が伝わるようにしたい」と話す。定員は約300人。事前申し込みは必要ない。

 14日告示、21日投開票の市長選では、3月下旬の立候補予定者説明会に11陣営が出席しており、今後さらに複数の人が名乗りを上げるとみられている。

 14日〜21日、選挙権を持たない未成年者を「有権者」に見立てた模擬投票「ユースもぎ投票」も実施する。公民館や駅前に五つの模擬投票所を設ける。ファクスや郵送でも受け付ける。同様の試みは2月の町田市長選でも実施された。

 問い合わせは、公開討論会が林さん(電話090・6134・4532)へ。ユースもぎ投票が責任者の大友新さん(電話090・9833・7967)。
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多摩市長選公開討論会、政策・理念語る (朝日新聞4/11)
 多摩市の出直し市長選で、大学生らが主催した立候補予定者の公開討論会が10日夜、多摩センターのパルテノン多摩で開かれた。これまでに立候補を表明している5人が出席、市民ら約250人が、5人の自己紹介や立候補の動機、政策について熱心に耳を傾けた。

 討論会に出席したのは、日本新聞協会総務部主管の阿部裕行氏(46)、元市議会議長の篠塚英雄氏(59)、前市議の新田孝氏(58)=共産推薦=、学習塾経営の山口裕氏(54)、前市市民部長の渡辺幸子氏(52)の5人。

 はじめに討論会を主催した「ネクストTAMAプロジェクト」の中心メンバーで、都立大学3年の林孝一さんが「自分の一票に責任を持ちたい、と思い、討論会を企画した」とあいさつ。交通やごみ、教育、介護の各問題について一問一答形式で聞いた。

 阿部氏は「政治の主役である市民が、具体的施策の決定プロセスに参加できる行政が大前提だ」と基本姿勢を示した。

 篠塚氏は「高齢化に伴い、交通機関の再整備が求められる。だれもが安全に暮らせるまちづくりをしたい」と述べた。

 山口氏は会社員経験を踏まえ、「通勤ラッシュの問題を解決しないと、市の交通問題を論じてもむなしい」と述べた。

 新田氏はごみ問題について「リサイクル社会に向け、発生源に対する規制を自治体が取り組んでいくべきだ」と話した。

 渡辺氏は「福祉がやりたくて市役所に入った。限られた財源のなかできめ細かい施策が求められている」と話した。

 続いて、立候補予定者に「プロポーズは自分から?」「いまはまっているものがある?」などの質問に○×形式で答えてもらった。

 出席者同士の持ち時間制のフリートークでは、前市長の汚職事件についてやりとりが集中した。

 「事件の真相がうやむやにされている」「行政としてしっかり調査すべきだ」などの意見が出た。


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